命題33

命題33

 

 

多くの数が与えられたとき、それらと同じ比を持つ数の最小の数を見つけること。

 

A、B、Cを与えられた数とする。

 

A、B、Cと同じ比を持つ数の最小の数を見つけることを必要とする。

 

A、B、Cは互いに素であるか素でないかのどちらかである。

 

さて、A、B、Cが互いに素であるならば、それらはそれらと同じ比を持つ最小の数である。proposition�Z.21

 

しかし、そうでないならば、A、B、Cの最大公約数Dを取る。Dが数A、B、Cをそれぞれ割り切ると同じようにE、F、Gに単位があるとする。proposition�Z.3

 

それゆえに数E、F、GはDにある単位により数A、B、Cをそれぞれ割り切る。それゆえにE、F、GはA、B、Cを同じ回数で割り切る。それゆえにE、F、GはA、B、Cと同じ比である。proposition�Z.16、definition�Z.20

 

次にそれらがその比である数の最小の数であることをいう。

 

E、F、GがA、B、Cと同じ比を持つ数の最小の数でないならば、A、B、Cと同じ比であるE、F、Gより小さい数がある。それらをH、K、Lとする。それゆえにHはAを割り切り同じ回数で数KとLは数BとCをそれぞれ割り切る。

 

HがAを割り切ると同じようにMに単位があるとする。数KとLもまたMにある単位により数BとCをそれぞれ割り切る。

 

そして、HはMにある単位によりAを割り切るから、それゆえにMもまたHにある単位によりAを割り切る。同じ理由でMもまた数KとLにある単位により数BとCをそれぞれ割り切る。それゆえにMもまたA、B、Cを割り切る。proposition�Z.16

 

さて、HはMにある単位によりAを割り切るから、それゆえにHにMをかけてAを作る。同じ理由でまたEにDをかけてAを作る。definition�Z.15

 

それゆえにEとDの積はHとMの積と等しい。それゆえにEはHに対し同じようにMはDに対する。proposition�Z.19

 

しかしEはHよりおおきく、それゆえにMもまたDよりおおきい。そしてDがA、B、Cの最大公約数である、仮定のため、MがA、B、Cを割り切ることは、不可能である。

 

それゆえにA、B、Cと同じ比であるE、F、Gより小さい数はない。それゆえにE、F、GはA、B、Cと同じ比を持つ数の最小の数である。

 

証明終了

 

 

 

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